猛毒のキノコ「カエンタケ」が兵庫県内のキャンプ場や公園で確認されているようです!
カエンタケというだけあってカタチは火炎のようで、色も真っ赤で毒々しい。
猛毒で食べると下痢や手足のしびれを起こすほか、触っただけでも皮膚に炎症を起こす危険なキノコです!
写真 神戸新聞
カエンタケは、ニクザキン目ニクザキン科ニクザキン属に属する子嚢菌の1種である。極めて強い毒性を持ち、食べると死亡率が高く、触ることすら危険である。 ウィキペディア
猛毒キノコ「カエンタケ」にご注意ください!
食べても危険!触れても危険!
生駒山系で猛毒キノコ「カエンタケ」の自生が確認されています。
「カエンタケ」の毒性は非常に強く、誤って食べてしまうと死に至る可能性があるため、大変危険です。
また、触れるだけで皮膚の炎症をひき起こしますので、発見しても絶対に触れないでください!
カエンタケの特徴
誤って食べてしまったときは 触ってしまったときは
カエンタケを誤って食べてしまった場合は、少しでも早く吐かせてください。ぬるま湯を飲み、のどに指を突っ込むことで吐くことができますので、この作業を複数回繰り返してください。
カエンタケを誤って手で触れてしまった場合は、石けんを使用して、充分に洗浄してください。誤って食べてしまったときとは異なり、触れてから4時間から5時間後でも充分効果はあります。付近に石けんがない場合は、応急処置としてお茶や水でよく洗い流しておき、後ほど石けんを使用して充分に洗浄してください。石けんの使えない目や口の中のような部位については、流水で充分洗浄してください。
いずれの場合においても、応急処置後は速やかに医師の診察を受けてください。
キノコの素人判断は危険です
毎年、全国各地で毒キノコによる食中毒が発生しております。
キノコ狩りで食中毒を起こさないように次のことに注意しましょう。
- 確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に、採って食べないようにしましょう。
- 図鑑の写真や絵で勝手に鑑定しないようにしましょう。キノコは発生時期、場所などで形態が異なることがあります。キノコ狩りへは、キノコをよく知っている専門家と行きましょう。
- 毒キノコの簡単な見分け方はありません。見慣れないキノコは絶対に食べないでください。
- 万が一、キノコを食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けましょう。