今回紹介するのはヤマザキ(山崎製パン)「黒糖シベリア」です。もちろんシベリアと言ってもロシア連邦の地名、極寒地のシベリアではありません。「シベリア」は、風立ちぬで話題となった小豆の餡をカステラ生地にサンドしたお菓子です。今回は、シベリアでも黒糖を使ったカステラ生地に餡を挟んだヤマザキ(山崎製パン)の「黒糖シベリア」です。
小豆の餡(あんこ)・羊羹(ようかん)をカステラ生地にサンドしたお菓子「シベリア」
お菓子「シベリア」は、羊羹(ようかん)や小豆の餡子(あんこ)をカステラに挟み込んだ日本の菓子で、「シベリヤ」、「羊羹カステラ」などと呼ばれたりしています。ジブリアニメ、宮崎駿監督の代表作品「風立ちぬ」で、主人公二郎が仕事帰りの深夜に駄菓子屋で購入した「シベリア」を店の軒先で子守をしていた姉弟に差し出すシーンで話題となったお菓子としても知られています。
名前の由来には、羊羹をシベリアの永久凍土に見立てたという説、カステラの部分を氷原に、羊羹の部分をシベリア鉄道の線路に見立てたという説、シベリア出兵にちなんだものだからという説、日露戦争に従軍していた菓子職人が考案した説があるそうです。
今回いただくのはヤマザキ(山崎製パン)「黒糖シベリア」。シベリアのカステラ生地に黒糖が入った黒糖の風味と羊羹(ようかん)のとりあわせが絶妙なお菓子です。
販売をヤマザキが、製造は青森の株式会社 工藤パンがおこなっているようです。工藤パンでは、山崎製パン販売の黒糖シベリアのほか、ノーマルのシベリアや、青森県産りんご果汁入りのこしあんを使ったりんごシベリアも製造されているようです。
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ヤマザキ 黒糖シベリア(4入):口どけの良いようかんを黒糖カステラでサンドし、食べやすいサイズの4個入
ヤマザキ シベリア(4入):口溶けの良いようかんをカステラでサンドし、食べやすいサイズの4個入
ヤマザキ りんごシベリア(4入):青森県産りんご果汁入りのこしあんに青森県産りんご砂糖漬けを加えた口溶けの良い羊かんをカステラでサンドし、食べやすいサイズの4個入
※販売されていたのは4個入りですが1個入りもあるようです。
それでは「ヤマザキ 黒糖シベリア(4入)」を食べてみます。
ヤマザキ菓子パン「黒糖シベリア」小豆餡の羊羹(ようかん)と風味豊かな黒糖カステラの味わいが美味しいお菓子!
今回いただいたのはこちら「ヤマザキ 黒糖シベリア(4入)」です。パッケージを持つとずっしりとした重みがあります。
販売者は山崎製パン株式会社。製造は青森の株式会社工藤パンです。
パッケージは、2重になっていて、黒糖シベリアが入ったケースがさらにラッピングされています。
パッケージをあけると黒糖のいい香りがします。しっとりとした黒糖カステラと黒く艶のある小豆の羊羹。断面が凄く綺麗。
羊羹の幅は センチほど、黒糖カステラ生地は センチほど
つやつやの羊羹。そそります。
ひとつを手に取ると、ずっしり。羊羹のおもみがあり食べごたえもありそうです。
それではいただきます。
黒糖カステラスポンジ生地は、キメはあらめで軽い口当たり。口に入れると黒糖の風味がほんのりします。
羊羹の固さはほどよく、固すぎず柔らかすぎない口あたりのいい固さで、甘さはあっさり、黒糖のカステラ生地の軽くソフトな食感とコクがマッチして美味しいです。全体としての甘さはしっかりとあり、疲れた時に食べるのにも良いと思います。
半分に割ろうとするとカステラと羊羹が解れてしまうので、そのまま頂くのがおすすめです。冷やして食べても美味しいです。
今回、黒糖ではなくノーマルのシベリアを探していたのですが、加古川近隣では探しても見つかりませんでした。今後も加古川近隣でシベリアを販売しているお店も探してみたいと思います。
黒糖シベリアを販売していたのは、ドンキホーテ加古川店でした。(購入したのは2020年1月19日です。記事公開時に販売しているかはお店にご確認ください)
ドンキホーテ加古川店 営業情報
なんでも売ってるドンキホーテさん、よく利用しています。今回はドンキホーテ加古川店で「ヤマザキ 黒糖シベリア(4入)」を購入しました。加古川で「ヤマザキ 黒糖シベリア」をみつけたのはドンキホーテ加古川店さんだけでした。ノーマルのシベリアも販売してくれるとうれしです。
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