兵庫県神戸市【ウズモリ屋・幻の玩具“神戸人形”】人形作家 吉田太郎さんが【LIFE~夢のカタチ~】で紹介!場所は?
兵庫県神戸市にある工房太郎「ウズモリ屋」人形作家 吉田太郎さんが、2019年7月20日(土)午前11時からの朝日放送LIFE~夢のカタチ~に登場するようですよ!
2019年7月20日(土) 午前11時~
幻の玩具“神戸人形”を蘇らせた人形作家
「ウズモリ屋」人形作家 吉田太郎さん明治時代の中頃に誕生した「神戸人形」。
つまみを回すとユーモラスな動きをするからくりが施されているのが特徴の
素朴で愛らしい人形玩具です。
神戸のお土産として外国人観光客にも愛されていましたが、阪神淡路大震災によって製作が途絶。この神戸人形を復活させたのが人形作家の吉田太郎さんです。全国にコレクターも多く、吉田さんのもとには古い神戸人形の修理やオーダーメイド作品の依頼も多いとか。
今回、ある愛好家から新しい神戸人形を作ってほしいというお願いが舞い込みました。
これまでにない、斬新な人形にしたいと意気込む吉田さん。
どんな神戸人形が生まれたのでしょうか?神戸人形を未来につなぐ人形作家に密着します!
「ウズモリ屋」人形作家 吉田太郎さんとは?
神戸市中央区生まれ。小学生の頃、木製からくり人形“神戸人形”を作る職人の様子を見て憧れた。“神戸人形”は戦後、一時、制作が途絶えたが、神戸ポートピア博覧会で再び脚光を浴び、90年代まで三宮や元町に製造販売を手掛ける店舗があった。しかし、再び、阪神・淡路大震災後、製造する業者が減少していった。消えゆく“神戸人形”を守るため、2015年、復刻に取り組もうと決意。現在は、神戸市東灘区で人形工房『ウズモリ屋』を経営している。展示会やインターネットを通じて、多くの方々に“からくり人形”の魅力を伝えています
神戸人形
「神戸人形」は、明治時代中頃に神戸で誕生したからくり人形です。台の上の人形が手を動かし、首をふり、大きな口をあけて西瓜を食べたり、酒を飲んだり…。その滑稽な動きと繊細な仕掛けは、神戸っ子だけでなく、神戸を訪れる外国人観光客の人気をさらいました。実際、明治から昭和初期にかけて作られた神戸人形は、アメリカやヨーロッパの各地に多く残されています。
■「神戸人形」は、明治時代中頃に神戸で誕生したからくり人形です。台の上の人形が手を動かし、首をふり、大きな口をあけて西瓜を食べたり、酒を飲んだり・・・。その滑稽な動きと繊細な仕掛けは、神戸っ子だけでなく、神戸を訪れる外国人観光客の人気を集め、神戸港から世界へと旅立っていきました。
■明治時代の神戸人形は、木肌の美しさを強調した作品が多く、「お化け人形」とも「布引人形」(観光地、布引の滝で売られていたため)とも呼ばれていましたが、昭和初期、作品全体が黒い色で塗られるようになる頃には、「神戸人形」の名前が定着していきました。神戸人形の作者として名前が分かっているのは、初代の野口百鬼堂、二代目とされる出崎房松、昭和初期に神戸人形を有名にした小田太四郎、昭和中期から後期にかけて盛んに製作を行った数岡雅敦などですが、無名の作者も少なからず存在します。
■神戸人形は何度も廃絶の危機に直面しますが、その度に、このユニークなからくり人形を愛する人々の手で守られ、今日に伝承されてきました。現在、ウズモリ屋・吉田太郎氏(神戸市東灘区在住)が神戸人形の制作を行い、伝承を次代へとつなぐ活動を始めておられます。