須磨離宮公園 旧武庫離宮「(通称)天皇の池」に手押しポンプを設置
須磨離宮公園には、中門広場や正門のほか市民の木にも認定されているクスノキ等武庫離宮ゆかりの施設や樹木が多く残されています。その中の一つである「(通称)天皇の池」は、天皇陛下のご宿泊時の飲料水を確保するための池として、天井川上流部に整備されたものです。
このたび、須磨離宮公園が有する歴史的な魅力を発信するとともに、公園利用者やハイカーの方の好奇心をくすぐる施設として、武庫離宮時代の遺構である「(通称)天皇の池」の水を汲み上げる手押しポンプを設置しました。
設置場所
神戸市須磨区東須磨字東須磨(天井川上流 高尾橋から約1km地点(下記位置図参照))
※設置場所は有料区域外となります。
※アクセスルートは別添のとおりハイキング道となりますので、スニーカー等歩きやすい靴が必要となります。また台風などの影響により、アクセスルート上に倒木の箇所がありますので、お越しの際はご注意ください。
施設内容
手押しポンプ 1式
※汲み上げた水は手洗い等にご利用いただけます。
※なお、水質調査の結果、飲用水としてのご利用はできません。
神戸市プレスリリース:https://www.city.kobe.lg.jp/a53501/kouenpress/062927460237.html
武庫離宮について
須磨離宮公園の前身である「武庫離宮」(別名:須磨離宮)は、天皇のご宿泊を主目的に、大正3年に完成しました。昭和20年の空襲で焼失するまでの約30年間で、大正天皇や昭和天皇(当時皇太子)、清朝のラストエンペラーとして知られる溥儀皇帝(当時満州国皇帝)らがご利用されました。
お問い合わせ
- 神戸市立須磨離宮公園
- 〒654-0018神戸市須磨区東須磨1-1
TEL:078-732-6688
FAX:078-734-6022 - 開園時間:9時~17時 ※入園は閉園30分前まで
- 休園日:木曜
- 入園料:15歳以上400円、小・中学生200円
- 駐車料金(1回):バス2,000円、乗用車500円、二輪車100円
- 公式サイト:https://www.kobe-park.or.jp/rikyu/