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次回5月25日放送
最小限リノベで大変身!
築100年の古道具が映える家舞台は京都府亀岡市。築100年の古民家をリノベーションした古道具が映える家を紹介する。
120坪もの敷地の中にいくつかの家屋が並ぶ中、一番奥にある母屋が住人(アルジ)の住む家。共に40歳を越えて9年前に結婚した2人は、住人(アルジ)の実家だった築100年の家をリノベーションして暮らすことになった。
住人(アルジ)が結婚を意識したのは、妻の家を訪れた時。そこはアンティーク調の家具や古道具で飾られたパリのアパルトマンのような空間で、実はその部屋は雑誌でも特集されたほど。完全に住人(アルジ)の好みだったとか。一方、妻が住人(アルジ)の実家を見た印象は「ダサい」。統一感のないインテリアを目の当たりにして「ならば私が!」と使命感に燃え、リノベーションを決意したのだった。
ダイニングキッチンの床は、年季が入っているように見えるが、パイン材にホームセンターで買ったオイルステインを塗っただけ。窓枠もアルミサッシから昔ながらの木枠のものに変えただけ。古い家を大きく変えたのかと思いきや、実際は床の張り替えと壁の塗り替え、そして窓枠を変えただけなのだ。さらに、ずっとこの家にあったかのような家具類は全て元々妻が使っていたものに総入れ替えしただけ。最小限のリノベーションで家の印象が全く変わり、まさに最大限の効果が生まれている。
そんなセンスあふれる妻は、常に食料品や日用品を大量にストックしておきたい、通称“ストック女子”。置き場に困るストックを、古道具を使って空間に馴染むよう収納するコツも公開する。
母屋の隣の建物は、住人(アルジ)が始めた古道具店になっている。妻の影響で古道具が好きになり収集するもストックが増え、家に入りきらなくなったため思い切って店を始めたそう。住人(アルジ)の本職はプロのカメラマンで、店の一角はスタジオとしても活用できるのだという。
「この環境を与えてくれたこと、出会えたことに感謝したい。リフォームして、自分の居心地のいいように変えられたことで家が本当に好きになった」という妻。一方、妻に感化されまさに人生が一変した住人(アルジ)も「一生懸命やってくれていると思う」と労う。そんな互いを思う夫婦の気持ちに、スタジオの三船美佳も思わず涙が…。
最小限のリノベーションで大変身し、人生も大きく変えることになった家を紹介する。
アルジのお店のホームページ
SEED antiques & PHOTO studio
https://www.seed-antique.com