兵庫県加古川市は2018年度、JR加古川線の日岡駅(同市加古川町大野)のリニューアルに向け、計画策定に着手する。駅舎は建設から少なくとも70年が経過して老朽化が激しく、今年2月には隣接するトイレも撤去された。早ければ20年度にも着工し、同年度中の完成を目指す。
JR加古川線 日岡駅 場所
〒675-0061 兵庫県加古川市加古川町大野 地図
加古川市「日岡山公園周辺地区まちづくり構想」について
日岡山公園周辺地区まちづくり構想を策定しました
加古川市の人口は平成24年12月をピークに減少に転じ、今後、人口減少・少子高齢化が一層進行することが見込まれています。そのような中、平成27年10月に「加古川市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、「子育て世代に選ばれるまち」、ひいては「いつまでも住み続けたいウェルネス都市加古川」の実現に向けた様々な施策に取り組んでいます。また、「加古川市後期総合基本計画」においては、JR日岡駅周辺地区を地域の拠点と位置づけるとともに、とりわけ、市内最大の面積を誇る日岡山公園周辺地区については本市のレクリエーション等の拠点と位置づけています。
さらに、日岡山公園の周辺には、安産祈願で有名な日岡神社や、記紀神話(古事記及び日本書紀)において登場する日本武尊(やまとたけるのみこと)の母とされる播磨稲日大郎姫(はりまのいなびのおおいらつめ)の陵墓である日岡御陵をはじめとした歴史的資源が多く分布しています。また、公園内にあるスポーツ施設や春のお花見シーズンには多くの人が訪れるだけでなく、ボランティアの手による緑化活動が盛んに行なわれているなど、市民に親しまれている公園です。しかしながら、こども用の遊具や土のグラウンドがある「こども広場」及び「いこいの広場」の利用者は少なく、子育て世代の認知度も低い状況にあります。
そのため、こどもや家族などが安心して楽しく過ごすことができる「こどもたちの夢はぐくむ公園」としてリニューアルし、利用者の増加と認知度の向上を図るとともに、既存のスポーツ施設や周辺の歴史的資源などを最大限に生かした、公園と周辺地域が一体となった魅力あるまちづくりを進める必要があります。
そこで、日岡山公園周辺地区の現状や課題を抽出するとともに、市民及び周辺市町からの来訪者へのアンケート調査や、関係する各種団体等との意見交換の結果を踏まえ、日岡山公園周辺地区におけるまちづくりの基本方針を示す「日岡山公園周辺地区まちづくり構想」を策定しました。
先日から日岡駅前を通ることが続いていて、駅周辺工事が大規模だったのを目撃していました。もしかして駅がリニューアルされるのかと思っていたら、神戸新聞の記事になっていました。
20年着工完成をめざしているとのことで楽しみですね!