神戸市須磨区天神町(中央幹線)で光の点滅で横断者の存在を知らせる新たな交通安全施設「横断歩道注意喚起灯」設置の社会実験を実施
神戸市プレスリリース:https://www.city.kobe.lg.jp/a59714/381093749203.html
横断歩道における歩行者等の通行優先が守られていない実態は、全国的に課題となっており、本市においても、令和4年1月に信号機のない横断歩道の安全対策として、カラー化による視認性向上を実施したところです。各種啓発や取締りの強化により信号機のない横断歩道の一旦停止率は向上傾向(※1)にあるものの、依然として信号機のない横断歩道における交通事故は後を絶ちません。
そこで、信号機のない横断歩道における事故防止に向けたさらなる取り組みとして、横断歩道注意喚起灯(光の点滅により歩行者の存在を知らせ、車両に対して注意喚起を促す機器)を試験的に設置し、その効果を検証する社会実験を行います。
※1:兵庫県警による一旦停止率調査(神戸市) 第1回46.1% 第2回58.4% 第3回62.3%
1.社会実験箇所
神戸市須磨区天神町(中央幹線)
※令和4年2月 横断歩行者と車両の接触事故あり
2.社会実験期間
令和5年1月6日(金曜日)から運用開始
※車両の一旦停止率等、整備効果の検証について令和6年3月末まで実施します。
※効果検証の結果を踏まえ、今後の設置方針を検討します。
3.横断歩道注意喚起灯設置状況
【参考】
○横断歩道注意喚起灯の使い方
○横断歩道のカラー化による視認性向上について
※施工後一旦停止率の測定を実施し、半年後に一旦停止率の向上が確認されました。
※引き続き効果について検証を行い、今後の整備方針を検討します。