神戸港中期計画を策定・神戸港が目指していくべき将来像

神戸港中期計画を策定

神戸市では、2017年(平成29年)、神戸開港150年を迎えた節目の年に、概ね30年先を見据えて今後、神戸港が目指していくべき将来像を示した「神戸港将来構想」を策定しました。
将来構想は、目標年次が概ね30年と長期にわたる構想であることから、近年の社会経済情勢も踏まえつつ、この構想を着実に推進する為、概ね10年間(2030年代前半)に取り組むべき内容や方針を示す中期計画を策定しましたので、お知らせします。

「神戸港中期計画」の概要

神戸港中期計画概要(PDF:11,282KB)

神戸港中期計画の概要
1. 計画策定の背景と目的
2017 年(平成 29 年)、神戸開港 150 年を迎えた節目の年に、概ね 30 年先を見据えて
今後、神戸港が目指していくべき将来像を示した「神戸港将来構想」を策定した。
「神戸港中期計画」は、将来構想の目標年次が概ね 30 年と長期にわたる構想であるこ
とから、近年の社会経済情勢も踏まえつつ、この構想を着実に推進する為、概ね 10 年
間(2030 年代前半)に取り組むべき内容や方針を示すものである。
2. 目指すべき方向性
神戸港将来構想(2017 年)策定以降、新型コロナウイルス感染症拡大により顕在化し
たサプライチェーンの変容をはじめ、世界的なカーボンニュートラルによる脱炭素化の
動き、自然災害の頻発・激甚化など、社会を取り巻く環境が大きく変化しつつある。
神戸港中期計画では、将来構想に掲げる目指すべき姿を見据えつつ、昨今、急速に変
化しつづける社会経済情勢の動向を踏まえ、「港湾・産業」「にぎわい・都市」分野ごと
の方向性に沿って取り組んでいく。
《「港湾・産業」分野》
『グローバルサプライチェーンの中で、世界から選ばれ続ける総合物流港』
・コンテナターミナルの一体利用
・多様な海上輸送モードの充実(在来貨物)
・倉庫等の物流施設の更新、高度化
・カーボンニュートラルポート(CNP)の形成
・AI ターミナル形成、DX を通じた生産性や労働環境の向上
・耐震、高潮・津波対策
・神戸港港湾 BCP の充実
《「にぎわい・都市」分野》
『非日常の空間を提供し、国内外からの来訪者を魅了するみなと』
・都市の魅力を高め交流人口を誘発
・海路・空路を活かしたまちづくり・誘客

ゾーニング【港湾・産業】

ゾーニング【にぎわい・都市】

意見募集の結果
意見募集期間:令和4年10月20日(木曜)~令和4年11月18日(金曜)
提出意見数:18件(8通)
提出意見の内容及び意見に対する神戸市の考え方は、こちらよりご覧いただけます。

神戸市プレスリリース:https://www.city.kobe.lg.jp/a49918/kishahappyou/746326930295.html