夏休み!親子ため池探検アドベンチャーが開催されますよ!
親子ため池探検アドベンチャーは、兵庫県が定めた「ため池の保全等に関する条例」に基づき開催される兵庫県ため池保全県民運動です
ため池の管理や多機能性の重要性を確認、ため池が有効に活用され、
次世代に地域財産として引き継いでいけるようにするための活動です。
兵庫県下は全国で一番ため池が多く、地域にはなくてはならない貴重な地域資源です。
ひょうごはため池の数が日本で一番多い
全国のため池約19万箇所のうち、兵庫県のため池数は約2割を占めています。兵庫県には約3万8千箇所のため池があり、全国一です。
ため池は雨の降る量が少ない瀬戸内海地方などで多く造られました。全国で、兵庫の他にため池が多くみられるのは大阪、香川、広島、岡山、山口などです。
兵庫県内でも、特に南部で多くなっています。
全国のため池数(H27.4)
1 兵庫県 38,234 2 広島県 20,183 3 香川県 14,619 4 大阪府 11,077 5 山口県 9,995 兵庫県農地整備課調べ(他府県の数字はH25.3時点)
表にもあるように、 兵庫県がダントツに池の数が多いですね。水には苦労した土地といえますが、苦労した分豊な農地が干拓できたのではないでしょうかね。
稲美町の豊かな農地を見ているとそう思います。先人に感謝ですね。
ため池の歴史
ため池の歴史はとても古く、稲作が行われるようになった弥生時代には、すでにため池が造られていたといわれています。古墳時代になって、古墳を造る技術がため池にも生かされるようになり、大きなため池が造られるようになりました。ひょうごでは 675年、今から1300年以上前に造られたため池が最も古いと考えられています。天満大池の原型となった岡大池と呼ばれるため池です。天満大池はなんと1300年もの間、水をたたえ続け、現在もなお約200haの田をうるおしているのです。ため池が最もさかんに造られたのは、江戸時代です。
県では、「ため池の保全等に関する条例」に基づき、ため池や疏水の適正な管理や、多面的機能の発揮の促進を図るとともに、地域の財産であるため池等が次の世代に引き継がれるよう「ため池保全県民運動」を促進しています。
この度、ため池親子自然環境学校「ひょうごのため池はぼくたちが守る!~ため池マン1万人大作戦~」というテーマで、NPOメダカのコタロー劇団と一緒になって楽しく過ごすことで、ため池の様々な役割や水難事故防止について学ぶことが出来るイベントを開催します。
お忙しい時期かと思いますが、本イベントにご参加いただき、子ども達と一緒に学びながら楽しいひとときをお過ごしください。
記
1.日時平成28年8月9日(火曜日)12時30分~17時00分
2.会場グリーンアリーナ神戸補助体育館(神戸総合運動公園内)
神戸総合運動公園ホームページ(外部サイトへリンク)
3.参加費無料、申し込み不要
4.内容
メダカのコタロー劇団による環境アニメ紙芝居、兵庫県出身のシンガーソングライター「Masaco」によるライブ、各イベントブースでのゲームやため池の生き物展示、写真撮影、兵庫の新鮮野菜販売、夏休み自由研究お助けコーナーなど
開催案内・お楽しみチケット(PDF:4,860KB)